アンファスからクロワゼへ

小学生のクラスでは、少し前からバレエでの身体や顔の方向の勉強を始めました。
バレエでは、自分を真ん中にして8つの方向があり、正面から右回りに45度ずつ番号がふられています。つまり、正面が1、右斜め前が2、右真横が3、真後ろが5、左真横が7という感じです。(メソッドによって番号の振り方が違う場合もあるようです)
番号を書いたボードを置いて見ながら、身体が何番の方向、脚は何番の方向、手は、顔は…とひとつずつ確認しながら、正しい方向を覚えていきます。
みんな、1回のレッスンで番号はバッチリ覚えてくれて、ボードはあっという間に出番がなくなりました。
今までは、いつも身体を正面に向けて(→en face アン・ファスと言います)タンジュなどしていましたが、おへそを8番の方向に向けてクロワゼのポジションに挑戦!
クロワゼ(croisé)とは、クロスさせるという意味で、前から見ると脚がクロスして後ろの足が隠れている状態。(例えば身体が8の方向で右足前5番にするとなります) 逆にエファッセ(effacé)というのもあって、これはほどけるとか解放するという意味で、後ろの足も正面から見える状態。(例えば身体が2の方向で右足前5番にするとなります)
アン・ファスだけでなく、クロワゼやエファッセを使えるようになると、身体や踊りがより立体的になって、お姉さんらしい踊りになってきます!
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