クラシックバレエでは、レッスンの最初と最後にご挨拶をします。
このご挨拶、お辞儀をレヴェランス(révérence)と呼びます。
フランス語で「お辞儀、尊敬、敬意」といった意味で、レッスン前後は先生に、舞台ではお客様にレヴェランスをします。
初めてのレヴェランス
お教室によっても少し違いますが、小さい子が初めて覚えるレヴェランス。
発表会で、大きな掛け声をかけながら一生懸命レヴェランスする姿もよく見られます。
UN(アン)🟰1
1番ポジションから右足を前へ。
手はアンオーに。
DEUX (ドゥー)🟰2
軸足をプリエしながら手を開いてお辞儀をします。
深々とお辞儀すればいいのではなく、お尻から頭のテッペンまでキレイな姿勢を保ってお辞儀します。
手も羽のように後ろにいきすぎないよう、アラスゴン(バレエの横ポジション)をキープ。
日本のいわゆる頭を下げるお辞儀とは違うので、ここが少しむずかしいポイントです。
でも最近とても上手になってきました✨
TROIS (トロワ)🟰3
軸足を伸ばして起き上がります。
QUATRE (カトル)🟰4
1番ポジションまたは5番ポジションに戻ります。
最後のポジションまでがレヴェランス。
なので、レッスンの最後にレヴェランスをして、ここできちんとポジションに戻れるまでは帰れません。
最初の頃は、お辞儀してすぐに走り出しそうになる子もいますが😆みんなきちんとできるようになります🤗
クラスが上がると、ちがうレヴェランスも覚えて、だんだんとレパートリーが増えます。
ヴァリエーションなど、ひとりで踊ることができるようになると、役柄に合わせて自分で考えながら、お客様にレヴェランスをします。
いろいろなアレンジができるようになると楽しいですね✨